声を長く出しても枯らさないために、日常的にできること

話したり歌っていて、声が枯れてしまうことがありませんか?
「仕事の電話で長時間話していると声が枯れてしまう」
「ライブで3、4曲歌っただけで声が枯れる」
など、枯れた声を無理に出し続けるのは、とてもつらいですよね。

まず炎症や病的原因がないかどうか、確認しましょう。
炎症や病的原因が考えられる場合は、
声を出すのを止めて、耳鼻咽喉科など医療機関を受診しましょう。

声が枯れる原因、そして
長く声を出しても枯らさないためにできることをご紹介します。

声が枯れてしまう原因

声が枯れる原因は様々です。外的要因、病的な原因、
そして発声にかかわることなど、どのようなものがあるでしょうか。

声の使いすぎ

長時間声を出し続けたり、大きな声を出し続けたりすると、
どんな人でも声帯に負担が掛かり、喉周辺の筋肉も疲労して、
声が枯れやすくなります。

喉頭炎、咽頭炎

喉やその奥が炎症を起こしている状態です。その原因として、

風邪などの細菌、ウィルス感染
咳のしすぎ
タバコ
アルコール
逆流性食道炎による炎症

などが考えられます。

声帯結節、声帯ポリープ

声帯結節は、指や手にできるような
「たこ」や「まめ」が声帯にできた状態です。
声帯が過度に擦れた場合にできます。
結節ができると声帯がうまく閉じなくなるので、
息が漏れて声が枯れたような状態になります。
声帯ポリープは声帯に「血まめ」ができたり出血している状態です。
こちらも声帯がうまく閉じなくなります。

加齢による声枯れ

年齢を重ねることで、声帯が委縮し、
上手く閉じなくなって声がかすれて来ます。
最近は声帯内ヒアルロン酸注入などの対処法があります。

長く声を出しても声が枯れないために

炎症、声帯結節、声帯ポリープ、逆流性食道炎といった
病的な原因には医学的な対処が必要ですので、
耳鼻咽喉科、内科などを受診してください。

声帯や咽頭喉頭が健康な状態で、声を長く出しても
枯れにくくするためにはどんなことができるでしょうか。

水分をしっかりとる

声帯や周辺の粘膜が潤っていることがとても大切です。
常温の水を、声を出さなければいけないタイミングの
30分~1時間くらい前からこまめに飲むと、
声帯に潤いが届き、声が枯れるのを防ぐことができます。
もちろん声を出している最中にも少しずつ飲みましょう。
お茶やジュースよりも、冷たすぎないがおすすめです。

タバコやアルコールを控える

タバコの刺激(煙や成分)は声帯に炎症やむくみを引き起こし、
喉頭や咽頭の粘膜を痛め、声が枯れる原因となります。
アルコールは度数の高いものは粘膜や声帯を痛めます。
また、アルコールを飲むと血流が良くなっている分
粘膜が傷付きやすくなってる上に
耳が聞こえづらくなっているので、
話したり歌ったりする際にいつもより大きな声を出してしまい、
喉に負担を掛けるので、翌日声が枯れて出ないということが起きます。
声を大切にしたかったら、タバコやお酒はほどほどの量に(^^)。


不要な力を抜く

唇、アゴ、舌、首、肩などに力が入っていませんか?
ほぐしてゆるめて、不要な力を抜きましょう。

<唇>
上下の唇を「ブルブブルブルブル~」と震わせながら声を出してみましょう。
唇や口周りの力が抜けますよ。くれぐれもやり過ぎて疲れない程度に。

<アゴ>
耳の前の顎関節のあたりを優しく揉んだり、
耳たぶを斜め前45度に気持ち良い程度にひっぱると、
アゴの筋肉がほぐれて無駄な力が抜けます。

<舌>
巻き舌で「ルルルルル~」と声を出すことで
舌の無駄な力が抜けます。
(巻き舌はもともとできない人もいます^^)
また、声を出している時に、
舌がゆるんで下の歯の内側に
ダラんと寝そべっているような状態が、
無駄な力が入っていない良い状態です。

<首・肩>
肩が上がって首が縮まっていませんか?
肩や首をゆっくり回して、ギュっと固まるのを防ぎましょう。
ゆっくりゆっくり柔らかく肩や首を動かしながら声を出して、
首・肩を固めない状態で声を出している感覚を掴むのも良いでしょう。

ヴォイストレーニングを受ける

長時間話したり歌ったりすることでが枯れやすい人は、
発声の際に舌や喉頭、唇などに不要な力が入っていたり、
吐く息と声帯を閉める具合のバランスが悪かったりなどして、
声帯がうまく使えていない可能性があります。

声帯を動かす筋肉を鍛えて、効率良く発声する方法を
教えてくれるヴォイストレーニングを受けると、
それまでのクセを取り除くのに多少時間が掛かるかもしれませんが、
長時間歌ったり話したりしても声が枯れにくい発声に確実に近づけます。

私は一時、頻繁に声帯結節ができていました。
ステロイド剤を使い、歌うのを控えて声を休めると結節は消えますが、
コンサートやリハーサルが続いて歌う時間が長くなると、
また結節ができる、という繰り返しでした。
結節ができると声のコントロールが難しくなって、
音程が上手く取れなくなり、息が漏れ、
喉が詰まったような違和感を感じ、歌うのが苦しくなります。
歌うことが怖くさえなりました。

少し時間がかかりましたが、声帯の使い方を重視した
ヴォイストレーニングを受け、発声法を変えることで、
今ではどれだけ歌っても結節はできなくなりました。
もちろんあまりに長時間声を出せば、喉が疲れて
声が少し枯れることはありますが、ちょっと休むとすぐに回復します。
この回復力こそが、歌う上で大きな安心につながるのです。
不要な力を抜いて、必要な筋肉を使って無理なく声帯をコントロールできれば、
声を出すことが格段に楽になります。表現の自由度も高まります。

休む

声を出さない時間をしっかり取って、喉を休ませる、
ということも大切です。
場合によっては勇気が必要ですが、
疲労によって声が枯れてしまった場合には
当然ながら一番効果的です。

風邪などで咽頭喉頭に炎症がある時や咳が続いている時も
極力声を出さない方がいいでしょう。

また、声のためには
睡眠時間をしっかり取る
普段から水分をマメにとる
ということも、心がけるといいでしょう。

まとめ

声を枯らさないためにできること、いかがでしたでしょうか?

声が枯れにくくするために

水分をこまめに摂る
タバコやアルコールを控える
肩、首回りや舌の不要な力を抜く
声帯の使い方に着目したヴォイストレーニングを受ける
声を出さずに休む時間を取る

という対処法をご紹介しました。

声が出しにくい、枯れた声がなかなか戻らない、
といった状態が長く続く時は、
万が一のことを考えて、耳鼻咽喉科など
お医者さんに相談してください。

あなたの声がますます輝きますように!

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